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副業を始めたら領収書を手元に残しておこう

   2023/02/06

ネットで副業で収入を得た場合は、確定申告が必要となります。
確定申告が必要となるのは、20万円以上の所得がある場合となりますが、それより少ない金額であっても、住民税の申告は必要です。そんな申告に備えて、準備をしておきたいものが経費として落とせる費用の領収書です。

副業で得た収入のうち、課税の対象となるのは経費を差し引いた後の金額です。
経費を差し引いた後の金額が20万円以下であれば、確定申告ではなく住民税の申告のみで済むことになります。そんな経費を計上するために必要となるのが、領収書です。

領収書やレシートは、受け取ってもすぐに捨ててしまうという人もいるでしょう。
しかし、副業を開始したら、領収書類は手元に残しておくことがおすすめです。
可能であれば、1ヶ月分の領収書を一つの封筒にまとめて入れておくなど、振り返りやすい状態を作っておくと良いでしょう。領収書がしっかりと手元に残っていれば、確定申告のシーズンが来た時に焦る必要がなくなります。

ただ、どんな費用が経費として認められるか分からないと悩む人もいるでしょう。特にネットを通じた副業の場合、経費となるものは存在しないのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、仕事に使うためのパソコンやタブレットなどを購入した費用は勿論、マウスやキーボード、ヘッドセットなど周辺機器にかけた費用も経費になると考えておいて良いでしょう。

さらに、ネットでの副業の魅力は、場所を問わずに働けることです。
気分転換にコワーキングスペースを利用した場合などは、その費用も経費として落とすことができます。副業の勉強のために購入した書籍なども、経費に含めることが可能です。そのため、仕事関連でお金を使った場合は、その領収書をしっかりと残しておくと良いでしょう。

ネットでの副業の中でも、電脳せどりの場合は仕入れにかかった費用や、発送のためにかかった梱包材や送料など、様々な領収書や記録を残しておくことが大切です。
稼ぐためにかかった領収書をしっかりと残しておくことで、正しい申告ができるようになります。

副業で得た収入から、経費を差し引くことができるかどうかは、自分次第です。
領収書を残すのを忘れていたと伝えても、領収書という証拠がなければ、副業で得た収入全額が課税対象となってしまいます。それだけに、副業を始めた時には、経費として落とせる可能性がある領収書は全て残しておく癖をつけておくと良いでしょう。

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